第29回アルカディア音楽祭 無観客開催

2022年2月27日。
音楽祭当日は、昨日とはちょっと違って雨交じりの風から始まりました。
でも皆さんの出足には影響なく、次々にホールに到着です。
菅野先生からの
「報道では(新潟は)雪が多くて大変と聞いていますが、アルカディアのホール内を春のようなあたたかい空気でいっぱいにしてください(言葉が違ってたらごめんなさい!)」
という、それこそあたたかいメッセージが団長からよみあげられました。
菅野先生こそ「あったかい」です。先生。次はきっとね。

午前は本当だったら、全部本番の通りにやる「ゲネプロ」の時間。
でも今回は「収録」だから、出入りなどの細かな動きは省略です。
ピアノの近藤さんから始まり、私達の番。
動きが無い分、いつもの本番前より少し念入りにリハーサルすることが出来ました。

ここでようやく全出演者が揃い、「顔あわせ」です。
実行委員長からここまでの道のりを支えて下さった方への「感謝」の気持ちと共に「空の客席の向こうに、大勢の市民の皆様がいらっしゃる。その方たちへ届けよう」
との言葉をいただき、リハーサル終了です。

この時点で、開演30分前。
食事もそこそこ、あんまりごちゃごちゃ考えることなくステージ衣装に着替えて、客席に向かいます。
今回は、近藤君のピアノとカルテットの演奏は、堂々と客席で鑑賞です。
近藤君の演奏。素晴らしかった。アクシデントも乗り越えて、素晴らしい演奏と、素晴らい精神力をみせてくれました。
カルテットの小粋なプログラミングとこなれた演奏に、胸がくすぐられました。

そして10分間の休憩の間に観客から演奏者にチェンジ、板付きで全員集合です。

船橋先生のおはからいで、ステージ上で声出しです。
収録の為に、マスクを外して(お喋り厳禁!)先生お二人の入場シーンと退場シーンを撮影。合唱団は、じっとして。
そんな「おまけ」があったけど、演奏はいつものように想いをこめて。
一席おきに貼られた「この席は使用出来ません」のシートのおかげで、なんだか空に見えない客席の向こうの人達に向けて。

2曲毎に入る「小休止」
くだけたように見えて、みんな集中力はきっちりキープしてた。
終わってみれば、目標だった「テイク1」でOKを、全曲、先生は出してくださいました。
あがった「歓声」がみんなの心。きっと伝わる!!

いつものように盛大な「打ち上げ」は出来ないけれど、ステージ上で参加者全員集まって記念写真を撮影しました。これも「いつもはないこと」でしたね。
無観客なんて経験したことが無かった私達に、船橋先生をはじめとする先生方やスタッフの皆さんが、たくさん御配慮くださいました。そんなことに感謝しながら、笑って撮影に参加できました。

後片付けと消毒作業をして、音楽祭は終了です。

無観客開催。
「中止」や「延期」ではなく、無観客で開催することを選んだ私達に、たくさんの方たちがお力を貸して下さいました。
この日を迎えられたことをとてもありがたく感じています。
お客様がホールには居なかったけれど、この時間はモモコにとって「宝物」です。

でも奥の奥では思います。
「今日のこの瞬間を、多くの人に聴いてもらいたかった!!」
それは本当に「想いのこもった演奏が出来た」と思えたから。
でもこれも「次へのエネルギー」になるのかな。

3月8日から、第30回アルカディア音楽祭にむけて動き出します。

《モモコ》

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