もうすぐ本番

3月16日火曜日。素晴らしいお天気だった月曜に比べて、雨も降ったりして薄暗い感じだった今日ですが、中央公民館中ホールに集まった皆さんの表情は明るかった。
だって今日は21日の春彩コンサートに向けての最後の練習。皆さん意欲満々です。

佐々木先生。最後まで細部にこだわってご指導くださいました。先生の言葉で呼び覚まされた「集中力・注意力」で私達の歌声が変化し、歌いながらも心地よさを感じる瞬間がありました。
金子先生。中公では電子ピアノなのですが、華麗な演奏は変わることはありません。今日は譜面台の落下などアクシデントがありましたが音は止まらず、私達は歌い続けることができました。
たくさんの感謝の気持ちと本番への決意を胸に、最後の練習はあっという間に終わりの時間になりました。

今回のコンサートは準備や当日の動きに特別な配慮が必要でした。
整理券の配布方法など色々ありましたが、めだつもので
「マスク」でしょうか。
前回の練習で、団で準備したマスクが販売されたのですが、若干の改良が必要と告げられていたので休憩時間はお互い確認に余念がありません。
マスクについては出演者は勿論お客様が不安にならないよう、ご迷惑をおかけしないように役員会で盛んに議論しました。
紆余曲折を経て、「大手合唱団さんや楽器メーカーさんが研究・開発なさったものと、そのデザインを参考にスポーツ用マスクを手直しした2種類を使用する」と落ち着き、最後には担当役員が購入や諸々と大奮闘です。(ありがとう!)
今回のコンサートは会場の都合でいつものように前日リハが無いので、全員がその本番用マスクを付けて歌うのは当日午前中のリハが最初になります。
先日撮影した練習用のマスクを付けての演奏動画をご覧になった菅野先生から、
「よく声が出ていた」
という主旨の感想をいただいたので、マスクに臆することなく本番に臨みます!

練習が再開し、コンサートの開催を決め………。
この半年あまり。
世の中は厳しい状況ながらも、ありがたいことに私達の周りでは練習中止となる事態となることもなく、神経を使いながらとはいえ練習を続けることができました。
(モモコはやむを得ずお休みすることはありましたが…)
そして本番を迎えることも出来そうです。
「当たり前」では無かったことに気づいた今、これまで以上に「大切に」コンサートの一日を過ごしたいと思います。

《モモコ》