本番前の最後の練習日

12月を迎えました。いよいよ冬本番、そして12/7.8の見附市アルカディア音楽祭まで秒読みとなりました。

昨日は本番前の最後の練習日。
都内といわき市で二日間連続して演奏会を終えられ、私達のご指導に来て下さった船橋先生でした。
ハードスケジュールの中、この日もシューベルトのミサ曲について、細部にわたる要所要所のご指導を頂きました。

先生のご指導はとても分かりやすく、それでいて妥協を許さない厳しさに溢れています。
例えばある箇所を”f” (フォルテ〜強く)と表現するにあたっても、歌詞との意味合いや伴奏するオケとの兼ね合い、またリズムやフレーズからの関係等…。
きちんとした理由に基づいて作曲家が記している事をいろいろな角度から説明して下さるので、私達も納得でき、自然に表現する事が出来るようになります。

また、今回発表するシューベルトのミサ曲第4番は、かつて新潟県内で演奏された事がない楽曲のようで、私達合唱団にとっては27 回目の音楽祭にして初めての挑戦!
まだまだ完璧な演奏には至っていませんが、練習を重ねる毎に作曲家シューベルトの作風に触れ、歌う喜びを感じています。
当日初めて耳にするお客様も多いと思いますが、作曲家シューベルトの敬虔な祈りを込めたこの曲を、私達と共有して頂けたら、との思いです。
「歌曲王」と言われるシューベルトのミサ曲には、他の作曲家とはまた違った”旋律美”のようなものを感じます。
ラテン語での歌詞は直接伝わらなくても、聴いて下さるお客様に、少しでもこの曲の旋律やハーモニーの美しさを伝えられるよう、一人ひとりが心を込めて歌いたいと思います。
宜しくお願いしたします。

《キラキラ》

《みんなの声より》————————-

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