ついに最後の……

2022年2月22日。スーパー猫の日の今晩。本番前、最後の練習となりました。
思いかげない「大雪」で、出かけてくるのが大変な方もいらっしゃいましたが、「アルカディア」小ホールに、可能な限り本番に近い状態で整列し、船橋先生のレッスンが始まりました。

「無観客開催」になったことは、先日メーリングリストで伝えられていました。
「収録」という手法のことも同様です。
言うなれば「やり直し」がきく手法だけれど、私達はやはり「最初の1回」を大事にしたい。そんなお話しを心に刻んで、プログラム順に練習開始です。

歌い出す前、もの凄い緊張で手足が震えているのを感じました。
「あれっ」「うわぁ~」なんて思っているうちに、先生のタクトは振り出され、前奏が始まりすっごく緊張して第一声を発したら……。だんだん震えは治まりました。
後はともかく「集中」してました。
様々な指示を受け止められるように。表現できるように。
2曲終わったところで休憩です。

休憩といっても、本番前はいろんな連絡があって大変。
準備をしてくださるみなさん。ありがとー!!

休憩後には、本番でご一緒くださる弦楽カルテットの皆様も、別の本番のリハーサルを終えて駆けつけてくださいました。
ピアノだけの時とは違う響きに「おぉ~、なんか不思議な感じぃ」と思いながら歌いました。でも良い感じ。どうぞ宜しくお願いします。

そして練習再開。再び集中です。

実は時間切れで1曲歌えませんでした。
でも、前回のリモートレッスンでたくさん聴いていただきましたから、大丈夫…か…な……?前日のリハーサルに集中です!!

ついに最後の練習。
この先にあるのは、ようやく迎えた「本番」です。

「無観客開催」「動画収録」
経験したことがありません。舞台に立って、自分がどう感じるかも今日はまだわからない。
今はただ、「ベストを尽くす」という気持ちだけ。
終わった時に、きっと様々な想いにとらわれるのだろうな。
と思っています。
その日の為にも出来ることは、やっぱり「ベストを尽くす」ことだけ。

これから数日。体調管理から始まって、色々なこと。
ベストを尽くそう。

《モモコ》