船橋先生♪

6月22日 火曜日
出かける間際に降り出した雨に手順を狂わされ、モモコがアルカディアに到着したのは練習開始時間を少し過ぎてからでした。
「もう始まっちゃったな~」と思いながら小ホールに向かうと、案の定声が……。でも何だかなつかしい声です。
小ホールに入ると皆さん静かに着席なさり、耳を傾けていらっしゃいました。
スピーカーから流れるているのは「船橋先生」のお話しです。
12月に演奏する予定のベートーヴェン「自然における神の栄光」。その背景と歌詞のドイツ語の読み方を録音して送ってくださったのです!!

ベートーヴェンがこの曲を創るに至った思想的(?)な背景や、歌詞に関連する聖書の一節など、私達が演奏する上で知っておくべきこと。
歌詞のドイツ語、一単語毎の読み方とリズム読み。
70分に亘りとても丁寧に、わかりやすく作ってくださいました。

ドイツ語読みは、まるで以前のレッスンのように私達を導いてくださいます。それに応えて読む私達。先生からは「良いですね~」などのコメントが入り、思わず笑い声も出たりして……。
ちょっとだけタイムスリップした気持ちの70分でした。

楽しさとは別に、身の引き締まる思いもありました。
今回ドイツ語のrの処理が、これまでと異なっていること。
曖昧になりがちな子音の入れ方。
語頭・語尾の子音の処理とそのタイミング。
など、細かに指示がありました。
特に子音のタイミングなどは、拍を指定しての指示。よくよく身体に覚え込ませなければ…!!
この「船橋先生のお話し」は風間先生からの強いお奨めもあり、配布して繰り返し聴けるように準備していただいています。
練習の録音と同様、何度も繰り返し聴いて頑張ろう!!
因みに5年前歌った時に難しかった単語。攻略の手がかりを掴んだ「気がする」モモコです。

後半は風間先生からリズム読みと各パートの音取りをしていただきました。(モモコは音は覚えているけれど、身体の準備がまだまだ。とことん不器用な私です(^^;))
自分のパートだけでなく他のパートも理解できるように、全員が全てのパートを歌いました。結果、言葉の練習もたくさん出来て嬉しかった♪

次回は佐々木先生のレッスン。
私達の演奏の録音に対する先生方からの返信もプリントにしていただきました。
きちんと読んで、練習に活かそう!

船橋先生・菅野先生と形は違うけれど「繋がり」を感じながら、金子先生・佐々木先生・風間先生と共に頑張っている私たち「アルカディア音楽祭合唱団」です♪

《モモコ》