2023年5月2日
早いもので立春から八十八日目。八十八夜の今日は風間先生のレッスン。所謂「ゴールデンウィーク」のまっただ中ですが大勢の団員さんが中央公民館に集合しました。
いつもの風間先生のウォーミングアップ。唇や耳動きもあって独特なのですが、新人さんも先生の「楽しいお人柄」につられて、のびのびと、笑顔でついてきてくださっているようです。
今日は2曲目から。
暫くはアルトさんとテノールさんだけなのですが、風間先生流は「みんなで歌う」 なので、ソプラノのモモコも、音取りをさせていただきました。後半ソプラノも同じようなリズム・歌詞が出てくるので、言葉の練習にもなりました。
音取りが進み、練習終盤。曲の最後、4声で歌う部分を歌いきった時のこと。
指揮をしてらした風間先生が、感極まったように言葉をなくされたのです。
そして先生は「美しい」と私たちに拍手をおくってくださいました。
歌ったわたしたちは「必死」で、別な意味で言葉を失ってしまっていたのですが……。
とぎれとぎれに先生の口から語られる言葉をつなぎ合わせて要約すると
「人が神にめされる瞬間、美しい楽の音に包まれている世界を感じた」
そう。
ほんとに美しい曲です。
今日の拍手は、フォーレさんの力。
先生がレッスンの中で伝えてくださった課題を忘れず、12月には「本当に美しいレクイエムを歌いたい」
そうモモコは思いました。
《モモコ》