延期

8月31日
連絡の時間、団長から「音楽祭を2022年2月27日に延期する」という連絡がありました。
実行委員会での決定とのこと。
理由は言うまでもなく、感染症の状況を考慮して。

モモコは実は実行委員なので、この件の検討会議に参加していました。
委員の皆さんがこれまで準備してきたことの中には、お願いをし直したり、白紙にして考え直さなければならないこともあります。
それでも「安全に」「可能な限り、予定していた形で」音楽祭を開催するためには、無理は出来ない。可能性を求めて年度内の2022年2月に延期。という選択がなされたのです。

そう「延期」
「中止」ではないのです。

だから合唱団は前向きに練習を続けます。
延期は練習期間の延長。1人1人がそう考えれば、合唱団にとっては決してマイナスではない!と心に言い聞かせて。

そして今日は佐々木先生のレッスン。
これまで練習した曲も忘れず、更に習熟出来るように。
先週から取り組んでいる英語の新曲も、音の1つ1つを丁寧に取って。
言葉にも気をつかって。
いつ船橋先生や菅野先生のレッスンが再開しても、胸を張って歌えるように。

けれどこの練習も、状況によってはお休みになるかもしれないとの覚悟はある。
だから、毎度のことだけれど細心の注意を払って生活し練習に臨むのは、団員の共通認識であり、無言の約束。

一見、もしかしたらいつもと変わらない練習風景だったのかもしれないけれど、みんなの心の中は「こんな」だったとモモコは思う、8月最後の練習でした。

《モモコ》