笑顔あふれて

2022年11月22日。
何だかばたばたしている内に夕方になり、焦りながら練習会場に向かった今日でしたが、公民館の中ホールに到着して、久し振りにキーボードのセッティングからお手伝いすることができ、少しほっとした気持ちで菅野先生のレッスンに臨むことができました。

本番前、今日が菅野先生の最後のレッスンです。

最後のレッスンですが、始まりはいつもの通り発声から。
どの音も同じように発声できるように。
声を出す前に音のイメージを持ち身体の準備をすること。
音が消えるその時まで、責任をもって声を出し続けること。
コロナ禍で変わってしまったことはたくさんあるけれど、マスクをしながらだけれども、常に変わらぬ「基本」です。

そして「第九」
本番間近で、意気込みあふれるわたしたち。どうしても「力み」がありました。
「力み」は歌には良くありません。そんなわたしたちに、先生は言葉で、表情で、仕草(ダンス?!)で、ご自身の声で、ご指導くださいました。そのたびに、わたしたちの「力み」も抜けていき、モモコの口元には笑みが浮かんでいたように思います。
みんなもそうだったんじゃないかな。
でも集中力は途切れずに「第九」を歌い終え、「絆ステージ」の日本語の2曲も、先生のお導きで、アルカディアの客席にお座りくださる方々との一体感を思いながら歌って、菅野先生の本番前、最後のレッスンは終わりました。

「お互いに体調に気をつけて、本番、頑張りましょう」
別れ際の先生のお言葉。
そう。ここまで来て体調を崩さないように。細心の注意をして生活しなければ。

次回はアルカディアの大ホールで、本番前、ホントに最後の、船橋先生のレッスンです。
スタッフも、合唱団も、準備は佳境に入り大変だけれど、全てが終わったときに「笑顔でいたい」と願うモモコです。

《モモコ》